コラム茶の向くままに

茶がらとストッキングを再利用して“緑茶風呂”に浸かってみました

2013.10.30

本日、わたしはお茶漬けになります!

と、いきなり冗談ですが、まんざら嘘でもありません。
というのも今回のコラムは茶がらを利用した「お茶風呂」。

遠くの山に白い雪が見え始めた札幌から、茶がらを使った入浴剤の作り方をご紹介します。これからの寒い季節におすすめですよ!

用意するのは茶がらとストッキングだけ

まずは、一度出し終えた茶がら(今回は緑茶)を用意します。

そしてこちらは、使いふるしのストッキング。捨てようかどうか迷ったまま箪笥の中にしまっていたものです。

この2つを使って入浴剤を作ります。

ストッキングを適当な長さに切る

はじめに、ストッキングを適当な長さに切ります。つま先の部分を残すように、30cmほどあれば十分です。

茶がらをストッキングに入れる

ストッキングの切り口から、茶がらを入れます。

茶がらがこぼれ出ないように口を縛ったら、入浴剤の出来上がり。

湯船に投入しましょう

お湯を張った湯船に、茶がらが入ったストッキングを投入します。

そのまま手を離すと・・・

意外や意外、浮きました!

プカプカと漂う様はなんとも言えない異様な光景ですね。家族が知らずに見たらビックリしてしまいそう。

軽く握ってお茶成分を抽出

お風呂のお湯が冷めてしまうので、軽く握ってお茶の抽出を促進。まだまだ緑茶がしみ出てきます。香りもほのかにしてきました!

あとは思う存分温まりましょう

お湯が冷めないうちに、いざ入浴タイム!

湯船に浸かってみると、湯気とともに緑茶の香りが立ち込めてきて、まるで鼻から脳へとやさしく駆け抜けていくようです。

事実、緑茶にはリラックス効果の高い成分テアニンが含まれており、これにより脳へのリラックス効果を得ることができます。

また、緑茶に含まれるカテキンやビタミンCは、美白や保湿の手助けをしてくれ、美容にも効果的。

湯船に浸かっている最中には、写真のようにストッキング入浴剤でやさしく肌をさすってあげましょう。水に濡れたストッキングは肌触りがいいので気持ちもいいですよ。

というわけで、緑茶の香りに包まれて、すっかり普段よりも長風呂になってしまいました。

茶がらも使いふるしのストッキングも、本来不要品になるものですが、こんな再利用方法もありますので、ぜひこれからの寒い季節にみなさんも試してみてくださいね。

札幌の日本茶専門店|お茶の大森園

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